KANI Infrared Filter Series IR580 / IR720 / IR850は、可視光とは異なる波長域を活用して独特の階調や色表現を楽しむ赤外線撮影向けフィルターシリーズです。一般的な風景写真とは異なる、植物・空・雲・建築物などのコントラストを活かした表現や、モノクロ・フォルスカラー作品の制作に適しています。
IR580 / IR720 / IR850では透過する波長域が異なるため、得られる色・露出・階調の傾向も変化します。カメラ側の赤外線カット特性によって必要露出が大きく変わることがあるため、赤外線撮影ではフィルターだけでなく、使用カメラのセンサー特性やホワイトバランス、RAW現像まで含めて作品づくりを考えるのがポイントです。
KANIは、フィルター単体だけでなく、ホルダー、アダプターリング、ケース、交換パーツまで撮影システムとして組み合わせやすいラインアップを展開しています。機材構成やレンズが変わった場合でも、必要なパーツを追加しながら撮影環境を組み立てやすい点が特長です。
撮影現場では、フィルターの交換スピード、収納性、レンズ径への対応、反射・露出・色表現の調整など、複数の要素を同時に考える必要があります。本製品も、そうした実際の撮影ワークフローの中で使いやすいことを意識して選べるKANIシステムの一部です。
赤外線の写り方はカメラのセンサー前面フィルターによって大きく異なります。一般的な未改造カメラでは露光時間が長くなる場合があります。三脚、RAW記録、カスタムホワイトバランスなどを併用し、使用機材に合わせてテスト撮影してください。
撮影前に一度テストし、EVF/液晶表示、ヒストグラム、拡大表示などを使って効果を確認してから本番撮影へ進むと、フィルターやアクセサリーの特性を活かしやすくなります。屋外では風・砂・水滴・温度差などの影響も受けるため、装着状態と機材の固定を定期的に確認してください。
IR580は可視光の赤色成分も比較的多く取り込みやすく、フォルスカラーを含む色表現を作りたい場合に向いています。IR720は赤外線撮影で広く使われる代表的な帯域で、明るい植物と暗い空のコントラストを活かした表現を作りやすいタイプです。IR850は可視光成分をさらに抑え、よりモノクロに近い赤外線表現へ仕上げたい場合に適しています。
ただし、同じフィルターでもカメラのIRカットフィルター特性によって結果は大きく変わります。未改造カメラでは露出時間が長くなることがあり、IR改造カメラではより短い露光で撮影できる場合があります。
赤外線撮影では撮影時のホワイトバランスだけでなく、RAW現像時のチャンネル調整、コントラスト、モノクロ化などによって完成イメージが大きく変化します。通常撮影とは異なるワークフローを試しながら、自分のカメラに合う設定を探すことが重要です。
| 商品名 | KANI Infrared Filter Series IR580 / IR720 / IR850 |
|---|---|
| 商品カテゴリー | Camera Filter |
| IR Filter | IR 580 / IR 720 / IR 850 |
| Size | 58mm / 67mm / 72mm / 77mm / 82mm |
| SKU | バリエーション別(全12 SKU) |
レンズ前面またはレンズキャップ付近に「Ø67」「Ø77」「Ø82」などの表示があります。焦点距離のmm表記とは別なのでご注意ください。
光学フィルターを1枚追加するため、光源の角度や表面の汚れによって反射・フレアの条件は変化します。レンズフードの使用とフィルター面の清掃を行い、強い逆光では画面を確認しながら撮影してください。
はい。効果フィルターは静止画だけでなく動画でも使用できます。特にND、Mist、CPL系は動画の露出・反射・ルック調整にも活用できます。
まずブロアーで砂やホコリを除去し、必要に応じてレンズクリーニング液と柔らかいクロスで清掃してください。硬い粒子が残った状態で強く拭かないようにしてください。